カラー(モモイロカイウ)2015.6.1 撮影


サトイモ科の球根ですので、多年草と言っていいでしょう。
湿地性のものと、畑地性のものが有りますので、給水には注意が必要です。
畑地性のものは、水はけが悪い条件で水やりが多すぎると、球根は当然腐ってしまいます。
大抵、湿地性のものは切り花に用いられ、鉢植えで売られているものは、畑地性だと思ってください。
葉に斑入りっていたり、ピンクや黄色などの色物は畑地性であることが多いようです。
購入する時は、花屋さんに、一言聞いてみてください。
写真のカラーは、友達から処分を依頼された鉢物の中から発芽したもので、畑地性です。

花弁に見えるピンク色の部分は、水芭蕉などと同じで、仏炎苞(ブツエンホウ)と言います。
萼が変化したもので、中を覗いて見える黄色い部分が実際の花です。
秋には、地上部分が枯れ、完全に温かくなった頃新芽が噴き出てきます。
私は、植えっぱなしです。
実は、そこに植えてあるのを忘れてしまう程、手間が掛からない花です。

カラーって、修道服の襟に似ていることから名付けられそうです。
英名は、Calla lily。百合ですよね…
何やら、オランダ船で日本に運ばれた時、球根が芋に似ていることから、
「和蘭海芋」オランダカイウという名を付けられちゃったらしいです。

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